奈良通信 6

5.28.14 明音

このブログが縁になって、春先にLondon通信のSaoriさんに遇うことができた。そして、Londonからマニラ、香港と、3月の半分を海外で過ごした。

春の始まりとは思えない寒さが終わって、4月は奈良の家で庭いじりをするか、どこかへ遠出をすることが多かった。

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春の旅は続いて、香川の金毘羅さん、岡山で骨董市巡り、福岡、佐賀、仕事で東京、京都の美山、和歌山、熊野古道と北山村まで行き、5月の終わりでやっと家に落ち着いた。

今回の奈良通信は、奈良を脱出して森林大国ニッポンの大自然の旅。

私のプロフィールを少し補足すると、学生時代は新潟で農学部林業科を専攻していた。旅先で無意識に森を見ると、良く手入れがされて美しい杉林だと、すぐにわかる。無駄な枝を落として、根もとの雑草を刈り取った単一化された杉林だけに、自然界の動物は住みにくいだろと思ったり、反対に放置された森を見ると輸入材に押されて林業の担い手が居ないんだな、と限界集落を勝手に案じたりしている。

京都府の真ん中に位置し、山々に囲まれたかやぶき屋根と自然の景観が美しい南丹市美山町。

京都府の真ん中に位置し、山々に囲まれたかやぶき屋根と自然の景観が美しい南丹市美山町。

 

産まれて初めて、アカハライモリを捕まえる。生物の多様性を感じながら、きれいな水の田んぼである証拠

産まれて初めて、アカハライモリを捕まえる。生物の多様性を感じながら、きれいな水の田んぼである証拠

 

素早い動きで写真では撮れなかったが、この時、目の前をイタチが横切った

素早い動きで写真では撮れなかったが、この時、目の前をイタチが横切った

私が森へ出掛ける目的のひとつに、湧き水汲みがある。

岡山、兵庫、大阪、和歌山、京都、福岡と何処へ出掛けても、湧き水を持ち帰る。料理もこの水を使う。美味しい水のあるところは、お米もキャベツやレタス、ラディッシュなどの野菜も間違いなく美味しい。家に持ち帰り、自分の好きな珈琲豆に合う水を探す。好きな味は、甘みの強い水だ。日本の水は、海外に比べて硬度が低めだが、低過ぎずある程度のミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなど)が良いバランスの水を探すのが楽しみになっている。

美山の名水をいただく。飲料メーカーの『美山名水』前の無料の水汲み場。おじさん曰く、色々出掛けたが、ここの水が1番美味しい、と

美山の名水をいただく。飲料メーカーの『美山名水』前の無料の水汲み場。おじさん曰く、色々出掛けたが、ここの水が1番美味しい、と.

先週末は、海の目の前のホテルで過ごした。関西でメジャーなリゾート地である白浜の近くの日置川というところ。昼間は透き通った海を眺めて海岸沿いを歩き、夜は山側に散歩をしながらホタルを追い掛ける。夜空もうっすら天の川が見えるたくさんの星である。

ここは、観光客も少なくのんびりできるところであったが、残念ながら、あと数年までかもしれない。大阪から紀伊半島の南へ続く高速道路の建設が進んでいて、土砂を運ぶ大型トラックが休みなく行き来をしていた。

熊野古道も近く、観光客誘致のためにあらゆる開発が進んでいるのを目の前で感じた。


日置川の夕日。和歌山で一番好きな場所。砂利の海岸沿いで磯遊び。岩場には、大量のウミウシとヤドカリ、ハゼ、エビ。

日置川の夕日。和歌山で一番好きな場所。砂利の海岸沿いで磯遊び。岩場には、大量のウミウシとヤドカリ、ハゼ、エビ。

熊野古道を歩く。和歌山から奈良への帰り道

熊野古道を歩く。和歌山から奈良への帰り道

日置川からの帰りは、熊野古道にある環境省公認の名水百選に選ばれている『野中の清水』へ。江戸時代初期の歌に詠まれている歴史のある湧き水らしい。たかが水だけれども、ミネラルウォーターしかり歴史がある。


この先も自然の恵みを求めて、私の旅と湧き水との関係はまだまだ続く予定である。
 

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